Mouthpiece Orthodontics
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)について
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)
目立たない矯正治療
当院では、マウスピース型矯正装置(インビザライン)という取り外し可能なマウスピースで矯正治療を行っています。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、患者様の歯並びに合わせてオーダーメイドのマウスピースを製作し、短い期間で理想的な歯列に導く矯正方法です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は部分矯正にも対応できますので、隙っ歯や出っ歯など気になる箇所がある方は、ぜひご相談ください。
実績の高いマウスピース型矯正装置「インビザライン」
マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、透明で目立ちにくいマウスピース型の矯正装置です。歯に合わせて作られたマウスピースを装着することで、歯に力を加えて移動させる矯正手法です。マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、米国のアライン・テクノロジー社が開発し、世界150カ国以上で提供されています。
このマウスピース型矯正装置(インビザライン)は、最新の歯科矯正理論と、米国アライン・テクノロジー社独自の3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)等の最先端技術を融合させた、新しい矯正歯科治療システムです。高い弾性を持つ新しいアライナー(マウスピース)素材は、より持続的なフォースを加えることで歯牙移動のコントロールを高めることができ、目立たたず取り外しが可能なため、いつでも簡単に歯のお手入れができ、口腔内を健康な状態に保つことができます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリットは、以下のようなものがあります。
- マウスピースは透明で目立ちにくく、見た目に配慮できます。
- マウスピースは取り外しが可能で、食事や歯磨きなどの日常生活に支障がありません。
- マウスピースは3D画像化技術で作られ、矯正治療の流れや結果を事前に確認できます。
- マウスピースは痛みや違和感が少なく、歯や歯茎に優しいです。
最先端の精密3Dスキャニング装置iTeroとは
歯科業界にもデジタル技術の革新がきています。
近年、特に目覚ましい進歩を遂げているのが「印象採得」。患者様には「型取り」という言葉が馴染みがあるかもしれません。型取りは、被せ物やマウスピース矯正装置を作る上で、必須の工程作業です。ここにデジタルの技術が導入されています。
当院では、デジタル印象採得装置「iTero」を導入し、マウスピース矯正の印象採得を行なっております。従来の印象材を使うことなく、光学的にスキャンすることで、口腔内の3次元データを作成できます。
従来の型取りの精度より格段に高く、またクラウドを介してデータをシェアできるので、シームレス、タイムレスに作業工程を進めることが可能となりました。
つまり精度が高くフィット感の良いマウスピース矯正が、短期間でつくることを可能になる装置が「iTero」です。
3D光学スキャニングでお口の情報を記録
歯の型取りの時の不快感がありません
iTero(アイテロ)スキャニングとは、マウスピース型矯正装置(インビザライン)のマウスピースを製作する前に「歯型の記録」をとる必要があります。iTero(アイテロ)スキャニングシステムを使用すると3D光学スキャニングで歯型を記録するので、従来の方法ような歯の型取りの不快感はありません。
写真をみて分かる通り、iTeroの型取りの場合は、3D光学スキャンなので型取りの煩わしさがなくなり、正確性も高まります。
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従来の型取り
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iTeroの型取り
マウスピース型矯正装置(インビザライン)のよくある質問
よく聞かれるマウスピース型矯正装置(インビザライン)にまつわる質問集です。
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- 食事のときはどうすればよいでしょうか?
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)で使用しているマウスピースは、簡単に取り外しができるため、ご自身で取り外して食事をされてください。
なお、人がいるところでのマウスピースの着脱は、周りの方に不快な思いをさせてしまうため、お手洗いなどでマウスピースを外し軽く水洗いし、水気を拭き取り、保管用のマウスピースケースに入れておけば大丈夫です。
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- マウスピースを付けているときは話にくいのでしょうか?
- なるべくなら毎食後が良いですが、この時期は慣れることが重要なので、お子様の機嫌が良い時や親御様に余裕があるときに行いながら慣れさせていきましょう。寝ているときは虫歯菌が増殖しやすいので寝る前は必ず歯磨きをするように心掛けましょう。
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- 子供が歯磨き粉を間違って飲んでしまいました。大丈夫ですか?
- 個人差がありますが、人によっては少し話しにくくなる方がいらっしゃいます。人前で話す、など必要な場合は一時的にマウスピースをはずすことをおすすめします。
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- マウスピースの装着時、痛みはありますでしょうか?
- 個人差がありますが、マウスピースが特定の歯に一定の方向の力を加えますので、動かそうとする歯が圧迫される感じがあります。また、動かそうとする歯の周りは、少しきつく締め付けられる感じがします。これは、新しいマウスピースを装着した直後に特に感じます。しかし、時間とともに歯が動いてくるとすぐに慣れてきます。このきつく締め付けられる感じは、四六時中感じるのではなく、新しい装置を入れて数時間ほどですので、一日装着していると慣れて痛みを覚えることはなくなります。
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- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は虫歯になりやすいのではないでしょうか?
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、ご自身で矯正装置を取り外して歯磨きをすることができます。そのため正しくケアを行いっていれば、比較的虫歯になるリスクが低い矯正方法です。丁寧に歯みがきを行いましょう。
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- 同じマウスピースを使い続けるのでしょうか?
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、1~2週間ごとに新しいものに交換することによって歯を正しい位置に動かしていく矯正方法ですので、基本的には歯の動きに合わせて1~2週間ごとに交換していきます。
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- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は管楽器の演奏などに支障は出ますでしょうか?
- 基本的には支障はありませんので、マウスピースを付けたままでも演奏できると思いますが、気になったり問題となる場合には、一時的に外して演奏されてください。
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- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は管楽器の演奏などに支障は出ますでしょうか?
- 基本的には支障はありませんので、マウスピースを付けたままでも演奏できると思いますが、気になったり問題となる場合には、一時的に外して演奏されてください。
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- 妊娠中に治療をしても問題はないでしょうか?
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、食事や歯みがき以外の時はずっと装着しなければなりません。つわりがひどい時にマウスピースが装着できなくなってしまう方もいるようです。そんな時には無理せずに外して体調を整えてください。調子が良い時にまたマウスピースを装着するようにすれば大丈夫です。ですが、長期間マウスピースが装着できない時には、歯が後戻りを起こしマウスピースがはまらなくなることもありますので、その場合には対処方法や治療方針をご相談ください。
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- マウスピース型矯正装置(インビザライン)にかかる期間はどのくらいでしょうか?
- 症例にもよりますが、治療期間の目安は、5ヶ月~2年程度となります。奥歯を含む歯の全体を動かす治療であればワイヤー矯正と同様に治療期間は長くなり、前歯を中心とした部分治療の場合には治療期間は短くなります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療費
矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
種類 | 内容 | 税込価格 |
---|---|---|
マウスピース型矯正装置(インビザライン) | マウスピース型矯正装置(インビザライン)による矯正治療 | ¥660,000~ ¥990,000 |
マウスピース型矯正装置(インビザライン)について
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)はインビザライン社の製品であり、インビザライン社を介して入手しています。
- 国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
- マウスピース型矯正歯科装置(インビサライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
- 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。 また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
- 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
- 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
- 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
- あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
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